住民はどんな人

社会人が多い

3人の女性

シェアハウスには本当に様々な人が入居していますが、比較的多く見られるのは意外と ごく普通の社会人の方です。 さすがに結婚されていて夫婦で入居というケースはあまりないようで、社会人の単身者が 多数を占めています。 職種や業種に特に偏りはなく、本当に普通の方がシェアハウスを利用しています。 また男性が多いのだろうと考えている方もいるようですが、実際のシェア住居の入居者は 女性が少ないわけでもなく、男性よりも多いところもあります。一般的に女性の方がシェア生活に対して抵抗感が少ないという事のようです。 同じくらいの家賃ならお洒落で設備の整った住居に住みたい、という考えを持っているのも 女性の方が多いということなのでしょう。また、女性限定のシェアハウスというのもあります。

個人事業主も

他にもSOHOなど個人事業主として仕事をしている社会人の人や海外での居住経験がある社会人の人、観光やビジネス目的での短期滞在外国人や外国人留学生もいます。外国人がいるということで、それ目当てに英会話の勉強をしている社会人の方が入居するケースもあるようです。SOHOなどの個人事業主の方は、独りきりで部屋へずっと篭って仕事を行います。疲れたときに部屋から出れば他の入居者との交流で気分転換ができるシェアハウスは、そのような業種の方にとってありがたいのでしょう。海外での居住経験がある社会人は、欧米などではルームシェアやシェアハウスが広く利用されているのですでに経験しており、入居に抵抗が無い方が多いためのようです。

学生は少ない

共同生活というイメージで学生が多く利用していると考えている方もいますが、実際には日本人の学生は非常に少ないのが現状です。両親にとっては馴染みの無いスタイルでしょうし、親御さんが心配して入居させたがらないというのがその理由だと思われます。初めて1人暮らしをするような学生にとっては、シェアハウスは選択肢から最初から除外されていると考えてもよいでしょう。また生活感覚や生活時間帯に関連した課題等もあり、管理上の問題で入居審査がなかなか通らない場合もあります。設備を他の人と共同で使用することになるので、ある程度のモラルを身に付けている年齢でないと管理人としても困るからです。